創業 大正10年 大阪からちょうちん文化を守り挑む秋村泰平堂

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お知らせNEWS

ブログ 2019.05.06

こどもの日は、実は女のお祭りであった!!

子供の日は、͡古の昔は女の祭りだった。

端午の節句は、男の子の節句となっていますが、古の日本では農耕の祭りで、田植えの主役である女の祭りでした。五月は、田の神を迎える斎戒沐浴の月とされ、田植えは穀物の霊魂を増殖する神事とされていたので、これを行う女性は田の神への奉仕者でした。。

斎戒沐浴:神聖な仕事に従事するのに先立ち、飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を清める事

飛鳥時代から平安時代そして鎌倉時代と変わっていき江戸時代にショウブが武道を重んじる言葉”尚武”に通じることから”端午の節句”を重視するようになって、これが武家はもとより庶民の間にも広まっていきました。

それから、兜などの武具を飾りのぼりや吹き流し提灯を立てて、端午の節句は男子の無事な成長を願う”男子の節句”へと変わっていったのです。

今では祖父母が孫に人形を贈り、それを囲んで身内だけで祝う事が多いようですが、昔は違いました。

生まれた子どもは社会に認められる必要があるから初節句は、やがて近所の子どもたちの仲間入りするための”お披露目”の機会でもあったのです。

こうした行事が、ご近所さんとの風通しをどれほどよくしたことでしょうか?

核家族化された現代だからこそ、見習っていい習慣ではないでしょうか?