創業 大正10年　大阪からちょうちん文化を守り挑む秋村泰平堂

ちょうちんの修理お願いできますか？との問い合わせが、よくあります。

答えは、現物を見てみないとわからないです。

今回の件ですと、大きく破れていました。

通常この修理はできませんとお断りするのですが、今回はどのような形でも文句は言わないとの了承済みで引き受けさせていただきました。

修理する場合気を付けていただきたい点があります。

・破れた個所を補強するので、すぐにその周りが破れてきます。

・開け閉めするたびに古いちょうちんは破れてします恐れがあるので、小さな穴の修理は致しません。

・修理した箇所と、もともとの素材の箇所での色の違いが起きます。

この三つの点を了承していただかないとできません。

修理方法は、和紙に糊を付けて破れている箇所に張る。

そして、張り付けた場所に色を付けていきできるだけ色味をにさせるために油をひいたりします。

ちょうちんは取り扱いによっては20年ほど持つものもあります。

しかし、消耗品なので定期的に交換もお勧めいたします。

世代間での引き継いでいく一つの文化として使われてみてはいかがでしょうか？

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