創業 大正10年 大阪からちょうちん文化を守り挑む秋村泰平堂

  • 全国対応
  • facebook
  • twitter

お知らせNEWS

ブログ 2019.03.03

本日は、桃の節句!

3月3日は、桃の節句です。

桃の節句は、ひな祭りとも言われ女の子の成長と幸せを願うお祭りです。

桃の節句のはじまりは、古代中国で行われていた上巳の祓いが、奈良時代に日本に伝えられたものです。

一方日本でも行われていたヒトガタ=人形をもって身体を撫で穢れを祓い川に流すという風習がありました。

この二つの風習には、似たところが習合して行事になったそうです。

神人共食して農耕の繁栄を願ったものです。

このように、桃の節句は上流社会の風習と庶民の間で行われていた農耕儀礼とが合わさって変化したものと考えられます。

雛人形の原型は、当初川に流していた紙でできたヒトガタです。

ヒトガタは装飾性が重視されるようになり、土製、陶製、胡粉を塗りの人形へ、さらに衣装を着せた精巧で豪華な人形へと変化していきました。

厄除け祈祷の風習が女子の良縁を願う行事へと変わっていきました。

そのような歴史背景がありますが、今ではひな祭りと聞くと雛あられやちらし寿しをイメージしてしまいますね^^

単純にひな祭りは、子供の成長を願い
いつまでも、元気で
幸せに大きくなってね。 っとの思いを形にした行事なのかもしれませんね。

古き良き文化の意味を知り後世にも残していきたいものです。